メールフィルタ設定は複数の方法で設定ページにアクセスできます。

【PCの場合】
1)サイトマネージャ > メールアカウント > >
2)Webメール >

「メールフィルタ」は受信メールの本文やタイトルによって動作の振り分けを行う設定です。

  • フィルタールールは20個設定でき、1つのフィルタルール毎に10コまでの条件でメールを振り分け、それぞれのルールに基づいて転送や削除、フォルダ移動を行います。
  • 1つの受信メールは「SPAM設定」によるSPAM判別を通過した後、「メールフィルタ」の1番目のフィルタルールから順番に参照していき、該当した段階でフィルタルールの処理が行われ、完結します。
  • 「一括転送」の設定をしている場合でもメールフィルタに該当したメールは一括転送の対象にはなりません。
  • どのフィルタルールにも該当しなかった場合は通常のメール受信となります。(一括転送を設定している場合には一括転送の対象になります。)
  • フィルタルールの組み合わせによって、受信メールを細かく振り分けることが可能となります。

メールフィルタの設定例

上記画面の例でいえば、2つのフィルタルールが設定されており、1番目には1つの条件が設定され、2番目のルールには3つの条件が設定されています。この例で以下のようになります。

  • まず1番目のルールを参照。送られてきたメールのタイトルに「未承諾広告」が含むかをチェックします。
  • 未承諾広告を含んでいたらメールが削除され、終了します。
  • 未承諾広告を含んでいなければ、2番目のルールに進みます。
  • メールタイトルが「注文」から始まり、かつ、宛先またはCCがinfo@hoge.example.comであり、さらにメール本文に「注文NO」の文字が含まれていた場合にのみ「メール転送」と「メール通知」が指定されたメールアドレスに行われます。
  • 2番目のルールの条件3つのうち、1つでもあてはまらなければ、フィルタは行われず、通常通りのメール受信になります。

フィルタルールリストの画面

項目 内容
条件 フィルタルール名と、各ルールに設定している条件です。
条件に一致したメールの処理 ルールの条件全てに一致した場合に行う処理です。
(一致しなかった場合は次のルールを参照します。)
順番変更 ルールの順番を変更します。
ルールは1番目から順番に参照され、一致した場合は処理が行われ、一致しなかった場合は次のルールを参照します。後から最優先の条件を追加した場合やルールの優先順位を変更したい場合は、このボタンで順位を入れ替えてください。
編集 ルールの条件や処理を変更/追加します。
削除 このルールを削除します。

ルールの設定画面の説明

フィルタルール名

フィルタルール名はご自身で管理しやすいように任意の名前を付けてください。

ルールを適用するメール

ルールを適用するメールの対象を「件名」「本文」それぞれ「すべてのメール」「日本語のメール」「日本語以外のメール」と、細かく対応可能です。例えば件名、本文共に日本語以外のメールとすることで、英文のSPAMメールを自動的にSPAMフォルダへ移動することができます。 ※日本語かどうかはひらがな・カタカナ・漢字の使用で判別しています。

条件

の組み合わせが1つの条件となります。

例えば「差出人アドレスが」mail@domain-name.jp「を含む」といった形に設定します。

1つのルールに対して、複数の条件(最大10まで)を設定して、すべての条件に一致したメールを処理します。

は「差出人アドレス」「宛先またはCC」「メールタイトル」「メール本文」「メールヘッダ 」「添付ファイル名」からの選択となります。 1つのルールに対して、複数の条件(最大10まで)を設定して、すべての条件に一致したメールを処理します。

処理方法

  • 「条件」に一致したメールの処理方法です。
項目 内容
フォルダ移動はせず、
メール転送のみ
条件に一致したメールをサーバーに残したまま、外部アドレスにメール転送します。
メールを削除する メールを削除します。削除されたメールは受信ができませんので、送られてきたこともわかりません。この設定にする場合、ご注意ください。
他のフォルダに移動する 通常の受信フォルダの受信ではなく、他のメールフォルダで受信します。 メールソフトでPOP3形式で受信している場合、メールを読むことができません。 IMAP形式で受信している場合や、Webメールでは読むことができます。 同時に外部メールアドレスにメール転送の設定もできます。
他のフォルダにコピーする 他のフォルダにコピーされますので、通常の受信フォルダでの受信と、他のメールフォルダでの受信です。
同時に外部メールアドレスにメール転送の設定もできます。

移動またはコピー先フォルダ

「処理方法」でまたはを選択した場合に、必須項目です。

「Spamフォルダ、ごみ箱、Webメールで作成したフォルダが選択可能です。

転送先メールアドレス

入力したアドレスにメールを転送(または通知)します。入力する場合は(1)か(2)どちらかを入力してください。

「処理方法」でを選択した場合には「必須項目」、またはを選択した場合には「任意項目」です。

項目 内容
メールをそのまま転送する転送先アドレス メール内容をそのまま転送します。
受信通知のみ送る通知先アドレス 受信通知は「携帯への通知」を目的とした機能です。件名・差出人・日時・宛先・Webメール(モバイル)へのリンクを記載した簡単な内容です。