Let’s Encryptとは?
Let’s Encryptとは、無料で利用可能なSSL/TLS証明書発行サービスです。
あらかじめ 4 Stars Server に独自ドメインを設置していれば、サイトマネージャから対象となる独自ドメインに対しワンクリックで証明書が発行、設定され、すぐのご利用が可能となります。
Let’s Encryptの証明書はドメイン認証(DV)証明書となり、暗号化通信とドメイン名の所有名義を確認するSSLサーバ証明書です。
但し、ウェブサイト運営組織の実在性を認証しないため、より実在性を強くアピールしたいウェブサイトは企業認証(OV)証明書をご利用ください。
企業認証(OV)証明書
「無償SSL」と「有償SSL」の違い
証明書を導入することで、通信の暗号化やSEO上、有利になる点は全てのSSLでの共通事項になりますが、有償のドメイン認証SSLと無償のドメイン認証SSLの決定的な違いは、十分なフィッシング対策審査を実施しているか否かになります。
本来、認証局(電子証明書の発行機関)から発行される証明書であれば、不正申請の可能性があると判断されたオーダーは自動的に発行が保留となり、人的な追加審査を実施したうえで発行されます。
かんたんに言うと、「無償SSL」と「有償SSL」の違いは証明書を発行する認証局の信頼性の違いとなります。
そのため、無償SSLは特性を理解した上で使い分ける必要があります。
法人組織が運営するサイトや商用サイトでの利用は、サービス提供者やサイト運営の責任という観点から、無償SSLの利用はあまり望ましくありません。
一方で、法人が運営するサイトであっても検証用途で利用する場合や、個人が運営するサイトであれば、利用しても良いかもしれません。
SSL選定の際には、きちんとメリットとデメリットを理解したうえでご検討ください。

出典:グローバルサインブログ 同じようで違う「無償SSL」と「有償SSL」